24 Jan. 2019

2018年10月の旅(4)立山黒部アルペンルート(弥陀ヶ原 美女平 称名滝)


【弥陀ヶ原】





室堂から弥陀ヶ原までの8kmを、
立山高原バスで約20分で下りて来ました。

曇って強風が吹いていた室堂とは打って変わって
穏やかな快晴です。




バス停の前に立つ弥陀ヶ原ホテル。この日の宿です。




ホテル周辺の秋色です。




部屋からの弥陀ヶ原の眺望です。
東西4km、南北2kmにわたり、室堂平の3倍の広さで広がっています。
遠く右に見えるのは富山湾です。




散策に出てみました。
弥陀ヶ原は湿地帯なので、遊歩道は木道です。
世界的な湿地の保全に努める「ラムサール条約」湿地に指定されています。




草むらの中の泥のような池は、池塘(ちとう)と呼ばれ、
堆積した泥炭層の中に、水が混入してできる池です。

弥陀ヶ原では昔から、この池塘を餓鬼が飢えをしのぐ為に作ったに見立てて、
餓鬼田(がきた)と呼ぶこともあるそうです。







遠くに見えるのは国民宿舎の建物です。
弥陀ヶ原ホテルの向かいにあります。




夕陽が大日連山に映えて、気温も下がって来ました。




いったんホテルに戻って
一休みしながらロビーから外の景色を眺めました。







日没を見に、外へ出ました。
富山湾もかすんで見えています。




陽が沈みます。




夕焼け色が極まって




弥陀ヶ原の木々も赤く染まります。




しばらくすると富山の夜景も見え始めました。




ホテルに引き上げ、夕食タイムです。
アルペンルートは一般車の通行は出来ませんので
食材の調達も平地のようには行かないことでしょう。
いただきます(感謝)。



   







台風の影響か、夜から急に風雨が強くなり、
楽しみにしていた星空ウオッチングは中止になりました。
少しならとホテルの外に出ようとすると、これも禁止。
怪我をすれば、病院まで車で2時間かかりますからとのことでした。

一夜明けると、台風は去ったものの
湿原は霧雨になっていました。




雨の中、再び立山高原バスに乗り、美女平へと向かいます。




途中の見晴台から見えるはずの称名滝でしたが・・・
残念ながら霧で見えませんでした。




美女平周辺には、大きな杉が天然分布するそうです。
高原バスの車窓から、立山杉の巨木を見ました。
こちらは特に大きな「仙洞スギ」で、幹周りが940cmもあるとのことです。




しばらく杉林の中を走り、美女平へ向かいました。





【美女平】





弥陀が原からの15kmを約30分で走り、
ケーブルカーが発着する美女平駅に着きました。



立山ケーブルカーの改札口です。




美女平駅を出発するケーブルカー。




トンネルを出て、雨の中を走り、
対向のケーブルカーとすれ違います。




【立山駅】





美女平からの標高差約500mを7分で下って立山駅に着きました。




かつては建設資材を積んだ細長い荷台が
このようにケーブルカーの客車に連結されており、
現在も役立っているようです。




山小屋風デザインの立山駅前の広場です。
やっと終点に着きました。




古来から山岳信仰の地であった立山と、秘境黒部にまたがり、
多くの乗り物を繋いで通された、悲願の山岳観光道路、
「立山黒部アルペンルート」の旅でした。





【称名滝】

せっかく遠くまで来ましたので、
称名滝まで行ってみることにしました。
こちらがバス乗り場です。




称名滝の入り口に着きました。
ここから先は車は乗り入れ禁止で、徒歩で滝まで向かいます。
道は舗装されているので、足元は楽でした。
立山高原バスで走った滝見台からは見えなかった称名滝ですが、果たして・・・




称名川に沿って上り坂の道が続きます。
行く手は霧の中です。




称名滝は立山連峰を源流とし、弥陀ヶ原台地から一気に流れ落ち
称名川となったそうです。

見えて来ました。音も聞こえます。
滝の落差350mは日本一との事、知りませんでした!

滝は4段に分かれていました。
霧雨にかすみがちの1段目でしたが、一応全容を目にする事が出来ました。




しかし、左のポスターと比べると、
見上げた角度の関係からか、2段目は岩陰に入ってしまいました。
  



水が豊富な季節には、
称名滝には、向かって右側にもう一本滝が現れます。ハンノキ滝です。
その落差は約500m! 称名滝を大きく上回ります。 

しかし常に存在している滝ではないので
日本一の落差の滝として認められていないそうです。

残念ながらハンノキ滝は、この時期は水量が少なく、
はっきりとは見ることが出来ませんでした。
下記の参考画像でどうぞ。




このあと霧雨が降ってきて、滝はみるみるかすんでこの通りになりました。




再び立山駅に戻り
富山地方鉄道でJR富山駅へ移動です。




1時間余りで富山駅に着きました。




大きなJR富山駅です。




富山のJRは「あいの風とやま鉄道」という名前なんですね。




そして金沢行き電車に乗り・・・




20分足らずで高岡に着きました。




ここから次の訪問地へ向かいます。

ー続くー