19 May 2012

「デュルンシュタインのケーンリンガー城跡散策」

部屋の窓越しに見るお隣の、教会の鐘の音で目覚めたデュルンシュタインの朝

晴れたら絶対やろうと前日から予定していたケーンリンガー城へのトレッキング、、、未だ街は静まり返ったまま

こんな佇まいはもう、何百年も大きく変わる事なくその姿伝承して来たのだろう

これは中でも眼を引いた建物、、、

1437年創建とあるから宿泊先のホテルといい勝負!?

ここはラートハウス、、、此の地のお役所

内部は時代の流れに合わせ、変化は当然あってしかるべき、しかし建屋外観はほぼ昔のまま

ヴァッハウ渓谷沿いはワインの産地、街の至る所に在るワイン販売所  あの門潜った辺りかな?

左折して城跡やね?

ようやく朝陽差し込んで来て、気温の上昇感じられる

ブドウ畑から見る城跡

散策路は美しく整備されていて、気持ちよいトレッキングが可能

上昇と共に、美しきドナウの流れが見え始める

あの尖った岩場、、、お城建造も頑強な岩の上に創られたのも頷ける

ゆっくりとした時が流れる気分よさ、、、何物にも代えがたい贅沢

もう直ぐそこまでやって来て、、、

城門だ

遺跡の古さ加減からして当然の警告、、、よ〜く判りました

この標識はトレッキングの方角と所要時間の表示、、、此の地では山頂極めるより、歴史に想い馳せつつの散策が似合っている

お城の館への昇り、、、彼のリチャード獅子心王も此処に幽閉された2年間幾度も昇った道だ

「登城・登城!!!」

往時偲ばせるスケッチ、、、良く見るように!?

そして愈々お城の天守部分に・・・

朝陽差し込んで来たドナウ、、、静寂がとても美しい!

そしてワインの畑・畑・畑

ドナウ上流、、、やって来たメルク方面はあの丘のずっ〜と向こうだ

さてリチャード獅子心王です、、、この逸話には微妙にいろんなバリエーションがあるようで、一般には「リチャード王がオーストリア公レオポルト5世
を侮辱したので仕返しに遭った」と記されています

「十字軍遠征からの帰路を急ぐリチャード王の船はベネチアのあたりで難破、しかも彼は高価な指輪をつけたままだったことで身分がバレ、結局
レオポルト5世に捕まってしまいました。1192年のことです。そしてこの王はデュルンシュタインの城に連れてこられました」 だからチャンス!

王が帰ってこないことで焦ったのはイングランド側、、、騎士ブロンデルが旅に発ちました、リチャード王の居場所を探す旅です

「ブロンデルは自分とリチャード王だけしか知らない唄を歌いながら、ドイツ圏の城をいくつも巡り歩きました。そしてデュルンシュタイン
に来たとき彼がその歌の第1節を歌うと、城の中からその歌の第2節が聞こえてきて、やっと王の消息が掴めたといいます」 ほんまかいなあ?

銃眼からの眺め・・・

急峻な切り立った崖

レオポルト5世の本当の狙いはリチャードへの仕返しではなく、自分の国の財政難を解決することだったという話しもあります

核心の最上部への階段、、、これもリチャード王が踏みしめた足跡感じる

獅子心王がもしイングランドに帰らない場合、別な人が王位に就くことになっていたというし、金欠状態のレオポルド5世

の思惑ぴったりマッチして、、、町の財政ピンチ救うに充分な高額身代金払ってケリつけたんだとさ

その辺の逸話はいくらでもあるようで、、、、

街の歴史本には、「リチャード獅子心王はこの町が受け入れた最初の有名人のお客様である」と書いてあります

ものは云い様でありますなあ、ったく!?

幽閉云うたって、リチャード王は牢につながれるといった手荒なもてなし受けるどころか、此の地のワインの美味さも手伝って

町のお姉さん!?も呼びつけて、、、飲めや唄えの享楽の日々であったと想像されます、「此処ならもう少し居たかった」でしょ?

牢には入って無い筈

Top到達!

強風下、馬鹿やってる!? 出立前に小春から 「調子に乗って危ない処なんか行っちゃ駄目よ!」

動画にも記録しましたこの絶景!

しかしドナウだ、、、リチャードが日々眺めて、上流から先の故国を懐かしんだと思うと、嗚呼感無量の世界・・・・・

何が美しいって、、、ヴァッハウ渓谷の紅葉・・・・・これは筆舌に尽くし難いものらしい

「研修扱いで、もういっぺん来るね? ドクター」

鎌倉開府以前の城跡にしては良好な保存状態

朝陽も手伝って温もり増して、、、何とも心地よい至福の時間が流れる

昇り降りの舟人は今日も仰山世界からやって来て 「ええなあ!街の見物より、よっぽどおもろいなあ」?

最頂部で出会った花、岩場のどこから水分補給してんのやろう?

古に心傾け、堪能させて貰ったケーンリンガー城跡、、、そろそろホテルの朝御飯!

そうでっか? 1158年と云えば日本では「大宰府」ですか?

良く読むように!

同じ往路通って戻るのは面白くない、、、良く知らんけど適当に、この道に入ってみよう

降下と共にあの聖堂参事会修道院と教会、そして泊まった五つ星宿もはっきりと見えた

城壁そのまま利用した狭い土地でのブドウの生産、、、とてもエコで宜しい

ホテルのパンフレットに使用したらどうや? なかなかのショットです!

このまま真っ直ぐでいいやろうな?

此のお宅、、、いいなあ朝から晩までドナウ眺められて、、、羨ましい!

こちらもエコな畑、、、徹底的にブドウ生産のヴァッハウ渓谷

廃屋になった教会もいくつかあります

最近誰か亡くなった?

そうかあ! このワイン屋さんに降りて来たっちゅう訳ですな?

まだひっそりのホテルへの帰り道

ひつこいようですが、、、五つ星です、ドクター帰国して初めての贅沢です

この2時間のトレッキング中、結局誰とも会わずに静かに過ごせた、、、満足感倍増!

こんなお客さんも居てはるのは、高級旅籠ならでは?

朝御飯の会場は昨晩のディナーとは違う部屋・・・・・

これって丸ごとチーズ! 「好きなだけお取りください!」

紅茶のバリエーションも凄いのだ!

ビーフにハム・チーズにサーモンも、、、「これたらふく食って昼飯はカットやね?」

嬉しいフレッシュフルーツ!

卵の準備諸々で、凡そホテルのランク付けが判ります

ゆっくり1時間以上かけて、優雅なブレックファスト

これからしばらく寝ます、、、12時のチェックアウトぎりぎりまで休ませて貰って

ウィーン行きの電車の人となる予定です・・・・・

では

続く・・・