17 May 2012

「ドナウ川クルーズの段 : 川昇り編」

お気に入りだった此処、ザンクト・ギルゲンの街ともおさらば・・・・・

何より此処への宿泊までのきっかけ与えてくれてのは、そうこのピンクの雪柳さん! 泊まって尚良かった、ありがと!

ザンクト・ギルゲンのバス停午前10:05⇒ザルツブルグ駅 預けてあった旅行カバン引き出して・・・・・

さあ、どうする!? オーストリアを、西から東に向かっているので流れから行けばウィーンは選択肢の一つだ

ホームに立つとそこに見慣れないカラーの電車、、、「これって何処行き?」 「どうぞ!ヴィーン迄です」

まるで飛行機のキャビンみたい!

「これはプライベート会社の運行なんで、ユーレイル・パス持参の方には少々追加頂きます」 「良かよ如何ほど?」

ほんの¥1700の座席指定追加料金で(ファースト・クラスだがや)、、、「新聞どうぞ!お茶は何にしましょう?」

10紙程持って来た新聞眺める中で・・・・・気になる部分アリ

西から前線が近づいてるやん! 

山から降りて来て、気分は未だ天然モード、真っ直ぐ都会へと向かう気にはなれないので、ドナウ流域訪問しようとは思っていた

明日あたりどうやろか? でも新聞にあるザンクト・ぺルテン、明日は気温も急降下、風強し!

もう今日しかない・・・・・

では決定! 直ぐに宿の手配、、、便利でしょ? この特急電車内から先の路線チェックして、ドナウ・クルーズ時刻確認して

クルーズってチャーター船がほとんど、私のような個人向けの路線は一日、上り下り2往復のみ

朝便はとうに船出済み、、、残すはKrems港からの午後便、暢気になんかして居られない・・・・・

幹線の、ザンクト・ぺルテンで下車、乗り換えは・・・・・ローカル線ホームへと向かう

これって!? ディーゼル列車、懐かしいなあ

ゴボゴボ息つきながら走るって風じだが、意外と楽しい35分間

車窓からの風景も、慣れ親しんだザルツカンマーグートとは全く違った様 気候温暖な此の地方はどこもワイン造りのためのブドウ畑

ドナウ川クルーズの街に到着、、、駅名がとても気に入っている、何故ってDonauが入っているのがとても嬉しい

船着場へと向かっていますが・・・

ヴァッハウの文字!

乗船までしばらくあるので休息お茶タイム、、、ネットでメール確認して、書き込み入れて これって日本とちっとも変わらん!?

嬉しい3時間あまりの船旅、、、「シニア割引適用で、お一人様¥1700頂きます」

此処でもオーストリアの物価安痛感、ちなみに保津川川下りは1時間半で¥3900、、、責任者呼ぶ気にもならん!?

クレムス・ピアNO.25を午後3時40分発

憧れのドナウクルーズ、、、出帆時刻が待ち遠しい・・・

ブドウ畑の真っ只中、、、Kremsの街も古くからの歴史ある処

オレンジかグレー系のカラーで統一された屋根・屋根

橋の下潜って更に上流目指しています

暖かくなって来た皐月といえば、かなりの観光客で賑わっていると思ったのにこの様?

ワイワイがやがやではない、静か〜な船旅続行中!

此処かあ、、、「流域で一番のロマンチックな・・・」 とあった ”デュルンシュタイン”

Kremsで乗船、、、目指すは上流のMelk 今Durnsteinと、こういったドナウの位置関係です、ヴァッハウ渓谷沿いを・・・

そしてあの山頂の城跡、、、イングランドの勇敢なリチャード獅子心王のエピソードです

第3次十字軍遠征(鎌倉開府1192年)の帰りに、オーストリア公の囚われの身となったリチャード王がこの城に閉じ込められていた実話

何といっても此処デュルンシュタインのシンボル、、、まるでバイエルンの ”青と白” 聖堂参事会修道院教会の塔でありまする

そしてアレ、、、修道院続きの

この館、、、「あれ何?」 「すっっげー良いシュロス・ホテル、五つ星の最高っす!」                

ドクター帰国してしまって何かと資金難!? 

クルーに聞いた話信じて、、、少々予算オーバーだったが船上から即予約! 「戻って来るけんね!」

未だ、この街歩まずとも、穏やかで優しい佇まい感じられるデュルンシュタイン 

気軽な寅さん旅?、、、元気と世界中何処でもネットOKのPCあっての話 

「天気悪いけん、そこ止めてこっちにするばい」 なんて、ツアコンダクターに言えると思いますか?

このギザギザも気に入った!

戻って来て晴れていたら、、、きっとあのお城にも昇ろう!

上り下りの本船交差する川の湾曲部では船長さん、結構真剣な表情で操作している

ドナウは大きな川、しかし想像以上にクネクネと曲がりつつ、かつ滔々と流れている

お客さん居てない!?

此の航跡は、かなりフルスロットルに近いエンジン回転の証

此の界隈が古くからブドウの生産始めた原産地方、、、ガイドの英語案内がナマッていて聞き取りにくいが

「皆さん、今我々は渓谷の中央部近くに居ます。 

ラテン語のヴァッハイアから生じたヴァッハウ地方、意味するところは古来より1000杯のワインバケツ位たくさんワインが生産されました」

「ワインバケツ1杯って?」 「今で言う57リットルですが・・・」 っちゅう事は57000Lのワイン収穫!

こうやって突然決めたドナウクルーズ、、、誰もいない船上デッキからドナウの風景堪能出来るなんて いいのでしょうか?

またまたガイドです、、、「これはヴァッハウ渓谷一番歴史ある、現存する古い1400年代の教会、よーくご覧下さい」

妙ちきりんな垂れ幕、看板一切見当たらぬオーストリア全土、、、アジアはあれで良しだが、少々考えさせられる

本船前方眺めるより、後方ゆったりが正解! 色々試した結果ダ

クルーズも道半ばの町 シュピッツ着、、、少々ですが船客全員下船の案内

「お客さん、あなたの終点はメルク、別の船が出ますのでお待ちください」

乗って来た本船は、シュピッツでお客さん乗せてクレムスへと戻って行った・・・・・

そして驚きの一人船客!!!

「こんな巨大船独り占めって、会社に大損させるんと違うか?」 と独り言ぶつぶつ・・・

教会裏手にブドウ畑に野菜畑、、、修道院・教会は古より自給体制が相応しい

あそこの高台、、、何?

行き交う船から徴税・略奪して大儲けしたこの地方一の長、その彼の館であるそうな

DDSGさんには申し訳ないが 「実に気持ち良いクルーズ、ダンケシェーン!」

さて、お勉強少々です、、、私の乗船する船から見たドナウ川航路ブイ

もの凄い勢いで左上流より、右下流へ流れていますよね?

「潮流は6ノット位?」 「凡そ時速10KM、貴方の仰る通りです」

ここで結論、、、私がやってるのは ”川登り” いわゆるツアー客の多い ”ドナウ川下り” ではないのであります

あちらが一般的な ”憧れのドナウ川下り!” 私一人に大勢の船客が手振ってくれています

潮流10KMとして上り船は仮に時速20KMでスクリュー廻しても実測値は時速10KM、、、一方下り船なら時速30KM

上り下りの全線船旅の時間差、1時間にそれがはっきりと現れています

これもあってほとんどの観光客向けのクルーズは 上流のメルク⇒下流のデュルンシュタインが常識!

私のように 出発点のクレムスからシュピッツで船乗り換えて、上流の終点メルクまで・・・・・「滅多にそんなお客さんいませんよ!」

こうやって、、、ひねもすのたりの逆潮クルーズ、この遅さこそがドナウ川・ヴァッハウ渓谷観光の秘訣

人工物が全く見えなくなって久しく、、、いねえこの天然を、人間の知恵から眺めさせて貰う!

大きな修道院です、、、歴史はずっと1000年前から

こちらはお城

通行税徴収にはもってこいの箇所、それも露出岩の真正面に建てた!?

これも優れたショットの一枚ではないでしょうか? 大した事ない!?

パワー入れてどんどん上流へ・・・・・

やがてメルクの町が近づいて来ました

ドナウから、支流の小さな入り江と向かいますが・・・・・

長いようで短かった3時間弱、、、いい経験させて貰って、しかも割引適用¥1700で

お疲れさん! ”WACHAU丸” (ヴァッハウ丸と発します)

あれか、、、「バロックの宝石、壮大なメルク修道院」は

船着場着午後7時前、、、タクシーある訳ないので、リュック担いでカバン引いて、修道院を遠巻きにテクテクテク・・・

旧市街はすぐ近く・・・・・

電車内で予約した宿は?

”zur Post”

ヴァンパイアの伝言板メッセージによれば・・・ 

「毎度郵便馬車ステーションホテルにお泊まりとは、旅慣れたご様子で、、常に町の中心。外れ無し。好奇心旺盛、食欲旺盛、よいことだ!」

「頼もう!」

1泊朝食付きで¥6800の老舗旅籠、、、地元料理が自慢の宿だとか、楽しみである!!!

では

続く・・・・・