12 Aug. 2015

とうとうOsloに戻って来た

未だ極圏での超自然との遭遇の興奮覚めやらぬままだ

ホテルのコンセルジュに貸自転車屋さんの場所尋ねると、美術館や公園はじめ見所色々教えてくれたが、、、
今の二人にそんな気は更々ないのである

スイスイ入りして即トレッキング、、、ZermattやMurrenでの好天下の爽やかな山歩き、Longyearbyenの氷河渡河もダイエットに貢献した筈
なのに極圏クルーズの豪華食事の連続、少々体が重く感じられて仕方がない、朝ご飯食べたら早速自転車借りて先ずはハーバーエリアへと

北欧デザインの優秀さは衣食住に遺憾なく発揮されているのは読者の皆さん既にご存知の通り

こちらのコンドミニアム群にも目を見張るデザイン多々

最新のガラス多用のエレベーター塔に住居の外壁、不思議と此処の海にマッチしていて違和感全く無し!

ガラス専門家のさすさらには気になる意匠?

驚きはボートにヨットに動力船、なかんずく帆船の多さが際立っていてまるで帆船パレード前夜のような賑わいぶりだ

チャリは何と便利な移動手段だ事

ちょっと見でプレジャーボートやヨット専用ハーバーが十数か所

それぞれ数百~うん千隻は停泊してそうなのでOslo市内及び近郊では総数うん万隻超えのキャパシティー、、、

博多と近郊でかろうじて千隻に届くかどうかの日本とは根本的に海との関わり方が違うのだろう

何ともホッとさせられる光景だ

自転車漕いで対岸目指すと、、、正に庶民の生活に船のかかわり様

ノーウェージャンウッドの中

もう既にかなりの走行距離こなしたがチャリンコ漫遊は気分が宜しい、、、トロンハイムでもトロムソでもこちら首都オスロでも街はこじんまり
して見通しが良いので簡単な地図が在ればもう気の向くまま風に流されるまま

こんな空気と青い空、、、少年時代の頃の想いが蘇る

対岸のハーバーにて

こんなクラスのヨットはお初!

やっぱり帆船は違う、、、優雅さがある

青少年の航海術訓練船、こうやって幼少から海や船との接し方教わると人間成長過程でその効果いかんなく発揮するだろう

極圏クルーズで乗船したのは ”MS FRAM” ノルウェーの英雄ナンセンやアムンセンに縁のFram号からとったネーミング、、、
そのオリジナルがこちらに展示されているのでこれは必見!

120年ほど前の探検船

Fram号との感激の対面、、、極圏で乗船したから尚更盛り上がる二人、他の客人の比ではない事だけは確かだ

極圏では船ごと氷山に乗り上げて、船体ごと凍らせてしまおうというナンセンの考えは当時認めて貰えなかったとある

船底は浅く丸く造られ氷結の海では船体が浮いてしまう構造

こちらには市内船着き場中心から15分おきに渡し船のサービスがあるので週末の今日、好天もあってか結構な人出

極寒地での操船は困難極めたろう

立派な厨房で何作って喰っていたのか、、、8年分の食糧積載で臨んだ航海、クルーになり手が居なかったという

ナンセンの北極探検ルート

Fram号はその後、アムンセンに渡され、北極に向かうと見せかけて敢えて極秘のルート取り、1911年12月に南極点到達

両極圏制覇という輝かしい歴史有すノルウェー人誇りとする船Fram号!

スコット隊は僅か1か月遅れの1912年1月到達

男のロマン掻き立てるに充分なほんまもんのFram号との対面、、、充実の自転車こぎは続く・・・

白樺の林に立つ個人のお宅、入口から撮らせて貰います

高台のお宅の庭から対岸オスロ中心部眺める

庭の突端まで侵入し!? もう一枚

グルリ巡って再び市内中心部目指すと広大な敷地の公園

妙なと云っては失礼かな?数多くのモニュメントが設置されている

私見だが、とても品の善いとは思えないモニュメント、多くの観光客いる処考えればこれでよし!?

それより市内中心部、あの尖塔が気になる

コレだ!

美しい尖塔の教会前にはやがて始まる結婚式の参列者が集いつつある

いいかな入って?そろそろ始まりますがいいですよ、どうぞ!ハッピーウェディングに献金した

こちらも市民憩いの場所と見え、水辺で鳥さんと遊ぶ人、水着になって日向ぼっこの人、読書に専念の人と様々な時間の過ごし方

王宮、、、皆さん徒歩散策中、チャリは少々気が引ける!?

欧州の街の落ち着きや美しさの源は?先ず電線が地中化されていてしかも目障りな看板やポスターの類が必要にして最小限な事
加えて色彩も周りとのバランス保たれている事か?

地震の多い日本で丸ごと真似する訳には行かないかもしれないが、不明朗な国際援助やる前に自らの国のインフラ整備は喫緊の課題

オスロ到着時から良く目だった要塞跡

向かいは国際航路専用の岸壁、、、「ここでボーっと出船の汽笛あるとなあ?」

対岸の島にもハーバー

それが何と汽笛が鳴って出船のシーン、、、思い通りの様?

お互いに言葉失う瞬間 つい先日までは船客だったのに

このご時世に運航速度十数ノット、のろまな船旅、、、もう一度船客になろう!?

さて日本出て早1か月過ぎ、、、後ろ髪引かれる思いではあるが帰国せねばならない

相方 「お盆無かったらまだ居てられますやん」、初盆の家長さんの言葉とは思われないのだ、でも判る、良~く判る!
そう云う私も気持ちは同じこの一か月間、いやな思い、不愉快な思いは皆無、スイスでもノルウェーでもスヴァルバールに於いても厚遇受けた

お国柄は違っても笑顔と挨拶、、、これさえあれば意志疎通の序章、英語は個人行動には欠かせぬ便利な言語、何も正しい文法に沿う必要は
ないし、流暢な喋りでなくても今この場面で相手が何を話そうとしているのかさえ察知する能力養えばノープロブレムだ!
必要は発明の何とか云うでしょ?あれです

昨年のノルウェーで受けた厚遇も偶然ではなかった? 色々なシーンで今年も再び、とても良くして貰って相方も随分気分良好と見た
すなはち、良いホテル部屋の割り当て、希望叶えてくれるオプション選択、好条件の提案諸々、そうだ最終場面であった印象的な出来事・・・
一番嬉しかったのは北極クルーズの部屋の好意!?無料アップグレード、、、安い船窓無し部屋分の支払いだったのが何と窓アリの部屋提供!

ノルウェーのシニア割引は67歳以降、公共交通機関はじめ入場料や乗船料とほぼオールラウンドな利用が可能、凡そ半額と思えば間違いない
空港と市内結ぶ電車に乗ろうと「空港特急2枚、シニアで往復」「お客さん此れにはシニア適用はありません、在来線ならありますよ」
「ならばそれで」、切符見てビックリ、エアポートエキスプレスの4分の1のシニア値段!
帰国の日、往復の残り券で乗ったら何と件の割引なしの特急じゃん、20分の後空港着、ホーム終端にゲートがあってエキスプレスカードを通す関所!

さあ困った、シニア券は通常の紙チケットで関所通過は不可 係りのおにいさんに「ゴメン、ローカル線と間違って特急に乗ってもうた」
「そうですか、差額が必要ですね」 相方このやりとり見て心配したのか 「日本男児の恥とならんように追加料金払うとってやりましょ」 

またまた天の助け? 二人の姿見ておにいさん「あちこち行かれたようですね?」「楽しかった!」「いいです、ゲート明けますからどうぞ!」 
「どうぞってまさか?」 片眼つぶってニヤッとしたおにいさん、すかさず云った 「We love Norway a lot ,thank you !!!」
「信じられませんよ」って相方、でも凄く嬉しそう

そして再び空港のチェックインカウンターにて 「お客さん、スーツケース重量オーバーですが」 相方心配そうに見ている、同類なのだ
今度は何の神様の助け? 「いいでしょ、日本からでしょ?受け付けましょう」 「っえ、いいとね?有難う!」 我々の前の客人は大きな
スーツケースから荷物引っ張り出して許容内に収めようと四苦八苦しているの見て申し訳ないような嬉しいような、、、

あのまま素直に重量オーバー分払ったなら二人で¥50000程取られていた筈
何とも相性抜群の国ノルウェー、、、二人の気持ちお察しくださいませ

今や日本の株式を4兆円、国債を2兆円分保有してくれているノルウェー年金基金、、、太っ腹なのかも知れない

そんなこんなで気分よく!? 不本意ながら帰国の途に着いたとさ

P.S. Hurtigrutenから頼んでいた写真の送付有りました

Pro写真家による Monaco氷河の写真



氷河崩壊の瞬間には接したけど、写真撮り損ねていたお宝映像




だんだん