20 July 2015

岡本バレエ団 定期公演を観て

               k.mitiko

先日、岡本バレエ団の定期公演を観てきました。「白鳥の湖」全幕と

二部に分けられた「バレエコンサート」の三部構成で、多彩で豪華な

舞台に魅了されてしまいました。日々レッスンに励み、一瞬の舞台に

輝いたダンサーの方たち、その舞台を支えたスタッフの方たちのかげの努力、

美しい音楽や衣裳、バレエが総合芸術の華であることを実感した公演でした。

 

 

「バレエコンサート」第一部の「シェラザード」は、リムスキー・コルサコフの

音楽とあいまった官能的な踊りに、会場はその踊りを凝視するかのように

静まりかえり、100年前、バレエリュスがパリで初演してセンセーションを

まき起こしたことを思いださせる踊り手の圧倒的な表現力に感動しました。

 

私はバレエ鑑賞歴は長いものの、ほとんどが映像で、「白鳥の湖」全幕を生で

観るのは今回が初めてでした。二幕のオデット(白鳥)と王子のグランアダージオ

(ゆるやかな男女の踊り)、三幕のオディール(黒鳥)の32回のグランフエッティ

(つま先で立ちその場で回転する))は、技術に裏付けられた美の極地で、

それは芸術に昇華されて、バレエならではの一期一会のはかなさの象徴として

一生忘れられない舞台でした。

 

美しい音楽にに合わせて表現されるバレリーナの方たちの瞳の輝き、紅潮する肌の色、

躍動する肉体の美しさ、コールドバレエの衣擦れの音、トウシューズの軽やかな響き・・

など生の舞台ならではの圧倒的な迫力にに包まれたあのひと時は、至福の時間でした。

 

バレエは観る者の心を開放し、夢を抱かせてくれる芸術だと思います。岡本

バレエ団の定期公演からうけました感動は、人生の秋を生きる私に大きな

夢を与えてくれていて、地元福岡で観られる幸運に感謝しているところです。


Yoko
さん、リワさん応援を有難うございました。

 

写真は岡本バレエ団と関係ありません。