28 Oct. 2018

2018年9月 スイスへの旅(5)ユングフラウヨッホ


【ユングフラウヨッホ】


モントルーのホテルを朝出発して




目指すのは、ユングフラウ3連峰として名高い
アイガー、メンヒ、ユングフラウの頂上近くに位置する
ユングフラウヨッホ駅(3454m)です。

「ユングフラウヨッホ」は、ユングフラウとメンヒを結ぶ稜線のあたりが
鞍(ヨッホ)の形をしていることから来た地名だそうです。

ではまず、モントルーとルツェルンを結ぶ景観路線、
「ゴールデンパスライン」に乗り
ユングフラウ地方の玄関口、インターラーケンまで北上します。




始発のモントルー駅に入線していた、ゴールデンパスラインの電車です。




出発です。




車内は風景パノラマを楽しめる構造になっています。
早朝なので貸切状態です。このお2人はヒマそうな乗務員さん。




途中の可愛い駅、ツヴァイジンメン。




車窓に映るトウーン湖。ここはスピーツ。
インターラーケンはもうすぐです。




アルプス風の家も目に飛び込んできます。




インターラーケン・オスト駅に着きました。
ここでユングフラウ方面への鉄道に乗り換えます。




下図は鉱山鉄道の路線図です。
3連峰はインターラーケンの南側に位置していますので
この地図は南が上に来ています。

インターラーケン・オストを出発する電車は
途中で前後に切り離され、それぞれ
グリンデルワルト経由とラウターブルンネン経由に分かれ
最終的に
ユングフラウ鉄道の始発駅、クライネ・シャイデックで合流します。




登りの経由地グリンデルワルトです。混んでいました。




ここからユングフラウ鉄道の始発駅、
クライネ・シャイデック駅へと向かいます。




車窓から見えるアルプスの村々。







トレッキングロードも続きます。
正面の山はヴィッターホルン。




3連峰のふもとに位置する、
クライネ・シャイデック駅(2061m)に着きました。




巨大なアイガー北壁(3970m)に迎えられました。
ここへ挑み、何人もの登山者が命を落としたのです。
左の建物は老舗ホテル、Hotel Bellevue Des Alpes です。




ここからいよいよこの赤い車輌で
ヨーロッパ一高い鉄道駅、ユングフラウヨッホ駅(3454m)まで登ります。
この鉄道は1896年から16年の歳月をかけ、
1912年に全線開通しました。
今から100年以上前のことですから驚きです。




出発後、2320mのアイガーグレッチャー駅で
目の前に迫るアイガー氷河を見ました。




電車はこのあと、アイガーとメンヒの内部を貫通するトンネルの中を
ひたすらユングフラウヨッホ駅まで登り続けます。
途中アイスミア駅(3160m)で一時停車し




岩をくり抜いた展望窓から、フィーシャー氷河を見ることができました。




電車は終点ユングフラウヨッホ駅に到着しました。地下駅です。
2017年に新型車輌が導入された結果、
運転時間は登りも下りも35分に短縮されたとのことです。

そしてまず向かったのは・・・




高速エレベーターで昇るスフィンクス展望台です。
天体観測のドームも付いたこの展望台は、下記の参考画像のとおり
アレッチ氷河の上に突き出た岩山の
標高3571mの地点に建設され、
地下駅とエレベーターで繋がっています。
大変な工事だったことでしょう。

参考画像


屋内と屋外に設けられた展望テラスからは
アルプス山脈で最大最長の、アレッチ氷河(23km)を望むことができます。




屋外テラスに出ると、まずメンヒ(4107m)が。




そして手が届きそうなユングフラウ(4158m)。




ユングフラウをバックに。光栄です。




こんなところまで飛んできたカラスがいます。




はるか下にクライネ・シャイデックの村が見えます。




展望台内にもしっかり展開するスイスのウオッチストア。
主なお客は、アジアからの観光客のようです。




いったん地下にもぐり、アイスパレスの中を歩きます。
天井も床も氷とのことで、恐る恐るでした。




再び昇りエレベーターで、プラトーと呼ばれる氷河の雪原(3475m)へ。




プラトーから見るユングフラウも見事です。




足元は雪で滑るし、風や寒さを直接感じますが
素晴らしい景色です。




スイスチョコレートの老舗、リンツも展示販売していました。




製法を開発した創業者たちです。




美味しそう!スイスのチョコレート消費量は世界一とか。




お店で記念のチョコレートをもらっちゃいました。




帰途のクライネ・シャイデック駅で
しばしアイガーとの別れを惜しみました。




振り返って見たユングフラウ。




帰路に経由した、ラウターブルンネン駅で降りて、
近くにあるという滝を見に行きました。




ここは氷河の移動で出来た、
U字谷の崖がそびえる谷底の村です。




滝に向かって歩きます。
谷が深く、日が暮れてしまいそう。
右上の崖に目をやると、白い滝が見えてきました。




ラウターブルンネンには70もの滝があるといわれ、
このシュタウプバッハ滝は、落差297mという圧倒的な高さです。
滝壺はなく、小さな小川が流れています。
ほとんどの水は岩を落ちる間に、しぶきとなって消えてしまうのだそうです。
今は9月。6月の雪解けの時期だと水量も多く、
もっと見応えがあったことでしょう。




崖下の草地では牛が放牧されていました。




緑の谷間に建てられた家々。




どの家も花で飾られています。




美しく守られた自然。




しばらく散策しました。


















薪を素敵に積み上げた小屋もありました。







帰りに乗った電車に描かれていたのは・・TISSOTの時計でした。




インターラーケン・オスト駅での乗り換え時間に
少しだけ街歩きをしました。
5分ほどのところにあった、グランドホテル ボー・リバージュ。




古き良き時代に建てられたホテルとのこと。
インターラーケンは100年以上の歴史を持つ
ヨーロッパ屈指の観光地だったようです。





このようなスタイルのホテルが立ち並ぶ目貫通りでした。




こうしてユングフラウヨッホの初心者コースを終えたわけですが、
観光立国スイスの山岳地帯の観光はここからが奥が深く、
編集長のお話によると
ユングフラウ3山を一望できる展望台や
見事なお花畑や氷河を歩くトレッキングなどが
目白押しで用意されているようです。

下記の編集長の旅行リストの2015年のところを
皆さんもどうぞご参考になさってくださいますように。



***

このあと、ツェルマットまで、夜の山の中を走りました。
やっと駅近のホテルに入り、1日が終わりました。




ー続くー