15 Nov. 2018

2018年 スイスの旅(10)フリブール(最終)


ジュネーブに帰る前に、ベルンから30kmほどの所にある
フリブールに立ち寄ることになりました。



フリブールは1157年に
サリーヌ河畔の高台に、ツェーリンゲン大公が築いた中世都市で
13世紀〜16世紀の建物が残されています。
旧市街はサリーヌ川の崖の上と下に分かれており
変化に富む美しい景観を創り上げている所です。

またここは、スイスでのフランス語圏とドイツ語圏の境界にあたる所で
両言語が公用語になっています。

夕方近くに着き、2時間ほど下記の地図のあたりを
駆け足でまわってみました。




フリブールの旧市街の、ローザンヌ通りです。




ベルンのような観光地ではないらしく、ごく普通のお店です。

  


おもちゃ屋さん。




行く手に巨大な塔が見えてきました。
ゴシック様式の聖ニコライ大聖堂です。

フリブールはカトリックが優勢なところで、
宗教改革時には、カトリックの拠点になったところだそうです。
16世紀設立のフリブール大学の神学部は世界的に有名とのことです。




やがて市庁舎前の広場に出ました。
階段の手すりや、2階の入り口が、ベルンの市庁舎によく似ています。
16世紀の建物とのこと。前には噴水もあります。




聖ニコラ大聖堂まで来ました。
大変重量感のある建物で、
着工は1283年、17世紀にほぼ現在の形になったということです。




聖堂の内部です。




絵画のようなステンドグラスでした。




しばらく道の両側に石造りの建物が続きます。




旧市街の建物には、外装の手直しがされているようです。




大聖堂の脇から、下り坂が続きます。
崖下の旧市街へと向かいます。




だいぶ坂を下ってきました。横に階段がついているので楽です。




脇道の小さな広場にあった、イルカの噴水です。




その前の洒落た入り口の家。




次第に崖下に広がる素敵な景色。
坂道をベルン橋まで降りていきます。




やがてサリーヌ川にかかるベルン橋にやってきました。
ルツェルンでみたような、木製の屋根がついた橋です。




水量は少ないようですが、時として増水するのか、
注意の立て札が立っています。



木製の橋ですが、バスや車も通っています。
左上の高台に建つ、壁をめぐらした縦長の長方形の建物は、
通称「猫の塔」と呼ばれていて
中世にこの地の領主が、サリーヌ川を行き来する船から
通行税を徴収するために置いた、監視塔だということです。



続いてミリュー橋にやってきました。
聖ニコラ大聖堂を見上げる地点です。
このように、サリーヌ川の崖の上に、旧市街の建物が建ち並んでいます。




橋のたもとに建つ白亜の建物は、古い水力発電所とのこと。




ミリュー橋から、ベルン橋方向を振り返って。




ミリュー橋を渡ると、崖下の街に入ります。




サン・ジャン教会です。




ちょっと変わった建物が建つ、プランシェ広場です。




レストランでしょうか。




サン・ジャン橋まで来ました。
崖の上にひしめいて建つ、白壁に赤褐色の屋根の建物が
特に印象的でした。




ここから短いケーブルカー(2分)に乗るのですが
もうケーブルカーは終わっていて、
仕方なく横の345段の階段を登りました。参考画像です




振り返って見る、丘の上の風景です。





階段の途中からの景色。だいぶ高い所まで来ました。
左上に、遠く新市街が見えています。




登りきった崖の上からの眺めです。
崖下の緑の中に旧市街が点在する光景です。




賑やかな街へと戻りました。ここは市庁舎の裏側になります。
ケーブルカーができたのは、1899年と聞きますから
それまでの何百年もの間、崖の上下の行き来は大変だったことでしょう。

こうして古都の散策を終わってフリブール駅に戻りました。




ジュネーブへ帰る列車の車窓に続く、ありふれた夕方の景色です。
遠くに見えている山並みも、広がる緑も
アルプスとそう変わらないのでは(?)と思えてくるほど
スイスは本当に美しい国でした。



そして、快適な列車の旅でもありました。




【帰国】

今日は羽田に向け帰国の日。
Easy Jet のジュネーブ発ミュンヘン行きに乗りました。



道中はダンディな、男性アテンダントさんの
英仏両語による、きびきびとした案内でした。



そして・・・
進行方向右側に、「モンブランが!」と誰かが。
今回の旅行の最後の「おまけ」です。
雲の上に浮かぶ高い峰に驚きました。



といっても、モンブランの形を知らなかったので
サイトで確認したら、連山の名前が出ていました。

マッターホルンは別として、山の形を見分けるのって難しそうですね。
今回の旅で痛感しました。



ミュンヘン空港です。



出発ターミナルへと移動です。



ANAへの乗り継ぎ手続きを済ませて



ホッとしたところで
紅茶とアップル・シュトゥルーデルで、ひとりお茶しました。
ほんのりした甘さと、もっちりした中身で
大変おいしかったです。



待ち時間が長かったため、疲れが出たのか
待合室の椅子で爆睡してしまい、
同じ飛行機を待っていた日本人の方に起こされなかったら
危うく置いていかれるところでした。

思えば移動の多い強行軍でしたが
スイスの発達した鉄道網のおかげで、無事に終えることが出来ました。
そして、トラベルパスも強い味方でした。



最後までお付合いいただき
有難うございました。

ー終ー