01 Jan. 2017

2017年11月連休 福井と金沢の旅 (4)東尋坊



この日の宿泊地は日本海に面した三国
北前船(きたまえぶね)の寄港地として栄えたです。

北前船は江戸時代から明治時代にかけて、
上方と蝦夷地の間を往復した廻船です。
下図の青いラインは、西回りと呼ばれた航路で
瀬戸内海と日本海の港を経由しました。



当時の三国港に寄港した北前船の古い写真です。

参考画像


現在は三国港に揚がる冬場のズワイガニや、
断崖の名所、東尋坊が観光客を呼んでいます。

三国温泉の旅館「荒磯亭」に着きました。





旅館は海岸べりに建っていて、
5階のお部屋からちょうど日没が見えました。



日が沈む直前は海全体が明るくなります。




やれやれ疲れました。
お夕食です。地元の海産物が出されました。

先附 ゴルゴンゾーラの玉〆



蟹真丈



お造り



のど黒塩焼き



強肴 能登牛の和風ビーフシチュー



蓋物



ハタハタの揚げもの



名物「鯛まま」 
一杯目はご飯と漬け鯛で




2杯目は漬け鯛を乗せたご飯に、熱い出汁を注いで。




洋梨シャーベット




いろいろな日本海の幸が並びました。
「のど黒塩焼き」と、「鯛まま」が
特に美味しかったです。


夜半過ぎには雨風の音が激しくなり、翌日の海岸の荒れが心配・・・


明けて11月4日、旅館の窓からの海は、
昨日の凪とは打って変わった荒れ模様。白波が立っています。






窓から眺めた東尋坊タワー付近もこの通り、今にも風雨になりそうな空模様。



それでも荒れた日本海を見ながらの朝食は非日常空間です。
有難く頂きましょう。




ふっくらとした干しかれいの焼き物と
釜で炊いた美味しいご飯を出していただきました。
福井平野は米どころです。




東尋坊までは車で5分ほど。
こちらは展望台のついた東尋坊タワー。
早朝なので閉まっています。





東尋坊は越前加賀海岸国定公園の中に位置しています。
崖っぷちに沿って散策することにしました。
林の中を通って海の方へ降りていきます。




この日の日本海の色と荒波は、イメージ通りだったかな・・・と。




蝋燭岩







高い断崖が海岸に沿って続きます。







下の岩まで降りている若い人たち。この日大波は来ていませんでしたが、危ないですよ〜。







東尋坊の崖を形成している岩は
今から約1200万年前の火山活動でマグマが地中で冷えて固まった安山岩で
その際、柱状節理と呼ばれる六角柱の形状に結晶したものです。

その後海食によって土が削られ露出した柱状節理が
海岸に沿って続いています。




断崖の突端から下を覗く人々。私は遠慮しときました。
このような高さ25mを超える崖が続きます。

「東尋坊」の名の由来は、乱暴者で人々の恨みを買い
遂にはこの海岸の崖から突き落とされた僧の名前によるものだそうです。




「屏風岩」です。




しばらく東尋坊に沿って歩きます。




「大池」と呼ばれる入江です。




大湊神社を祀る雄島が見えて来ると、
そろそろ東尋坊の東端です。







大湊神社の参道である雄島橋です
画面左端に小さく鳥居が写っています。




少し霧がかかってきました。




ここまで来た証拠です。
生憎のお天気でしたが、
岩に砕ける白い波は充分見れました。




この日は海が荒れて遊覧船は出ませんでしたが
海から見た東尋坊はこんな感じなのでしょう。





***

こうして東尋坊をあとにして福井の旅を終えました。





東尋坊の最寄りの芦原(あわら)温泉駅から、
再び「特急しらさぎ」でJR北陸本線を金沢へと向かいます。



「しらさぎ」の自由席。連休にもかかわらずガラガラでした。
こちらから金沢に行く人って少ないのでしょうか?




ー続くー