03 Oct. 2016

フォース鉄道橋を観に行く/エディンバラ郊外/スコトランド・・・VK

 

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エディンバラのウェイヴァリー駅って、周囲よりぐっと低いところに位置しているのが珍しいのと、名前が格好いいんだよね。

もっと写真撮れば良かった。ここから気動車に乗ってしばしローカル線の旅。運営するスコットレイルは
JR九州に位置づけが比較できるかな。

 

テーブルが付いている。

 

ひなびた駅で降りる。むこうにフォース鉄道橋が見える。

 

駅から船乗り場までは5分くらいだが、この人気のなさ!「痴漢とまむしに注意」。照明もないのは、夜の長い冬はどうするんだろう?

つまりは船着き場に降りてくる物好きは、夏場の観光客だけという訳か?

 

頭上にフォース橋が見える。

 

えっらく長い船着き場と思ったら、干潮だから船は先の方へ着く。午後戻ってきた時は先の方は水の中、船はもっと手前のほうに着いた。

 

これがフォース橋。複線の鉄道橋。鋼管と鋼線製で全長2500m1890年頃完成。2015年世界遺産に指定された。恐竜のようだ。

船上のガイドでは鉄橋故に夏と冬では
1フット(1フィート?)伸び縮みすると言っていたが、記憶違いで1ヤードだったかもしれない。

 

スコットランド銀行発行の20ポンド紙幣にも描かれている。イギリスの中央銀行はイングランド銀行だが、スコットランド銀行も£紙幣と

硬貨を発行し、スコットランド銀行発行の紙幣硬貨はイングランドでも等価で使える。

ただし、英国外で外貨と交換することは出来ない、ビミョーな信用度。

表面肖像はサー・ウォルター・スコット。小説「ウェイヴァリー」の作者。

 

紙幣の右上隅に注目してみよう。3人の男性が描かれている。遊具に乗って遊んでいるように見えるが、実はこの3人はフォース橋建設に

携わった設計技師で、中央やや小柄な男は渡邊嘉一という日本人である。明治初期の日本人がスコットランドの紙幣に描かれているとは、

想像もしなかった。彼は東京大学の前身工部大学校を首席で卒業し、グラスゴー大学に留学して橋梁建築を学び、この橋梁建設の一員と

なった。明治の大偉人である。
3人の人間を使って橋梁の工学的構造を解説したので、フォース橋はHuman Bridge の名前でも知られて

いるが、私達日本人にとっては日本とスコットランドの
Human Bridge でもある。

 

彼には誰もがあっと驚く奇想天外な裏話がある。日本を代表するクラッシック音楽指揮者、京大フィル、大阪フィルでタクトを振った朝比奈隆の実の父である。

 

渡邊嘉一とフォース橋のことは下記URLに詳しく紹介されている。落とし胤朝比奈隆のことも触れてある。ぜひ一読してください。

 

http://www.news-digest.co.uk/news/features/6073-kaichiwatanabe.html

 

以前にも一度紙幣の図柄になっている。スコットランドにとって、この橋は郷土の誇りのようだ。

 

フォース鉄道橋を後にして、ある小島に向かいます。

 

to be continued