21 Nov. 2010

「2010年イタリアの旅」

”ミラノ編”

らんらん

須賀敦子さんの
「ミラノー霧の風景」
美しい冬の霧の朝の文章に心ひかれ
ミラノに憧れていました。
 
しかし 季節は夏
ミラノの朝は快晴
旅の最終日はセンピオーネ公園から出発
市民の憩いの場です。

 

向かい側にヴィスコンティ家が居城として建て
後にスフォルツァ家が再建したスフォルツェスコ城
現在は市美術館
シンプルで堅牢な感じのお城です。









 
お城の敷地内で
イタリアではじめて猫チャンに遭遇
日向ぼっこしてました。



敷地内をよくみると
あちこちに猫チャンが  



近所のひとが餌をやって可愛がっているらしい。
 
お城をぬけて
スカラ広場へ
中央にレオナルドダヴィンチ像

 


彼は1420頃からおよそ20年間宮廷つきの技術者として
水利 灌漑 都市計画などの設計企画を行っていた。
何でもできるんですね。
この街にはダヴィンチの足跡があちこちにあります。
 
かの有名なスカラ座
オペラの殿堂
毎年12月7日の聖アンプロシウスの日から
シーズン開幕
中には入れず、
以外に簡素な外観のみで
我慢



 

スカラ広場からドウモ広場へ通じる
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガレリア
中はレストラン ブテック 本屋などずらり



ガラスと鉄で作られた天井がとっても綺麗





中央十字路の天井にある四大陸を象徴的に描いたフレスコ画





その真下にあるモザイク画
 
「ここにカかとを載せてくるりとまわると幸せになるよ。」といわれ
幸せという言葉に弱いわたし 素直にまわりました。
あとで
よく見ると
かかとは牛の絵のかなり微妙な部分に乗っかっていましたとさ。
 


ガレリアをぬけると
待望のドウモが姿を現しました。



天空を突き刺すように立つ尖塔



白大理石の外装



繊細な彫刻にかざられた壁









こイタリア最大の壮麗なゴチック建築に圧倒されました。
 
大聖堂のなかでは
ここが一番の御気入り
一応来た証拠



 
内部にはいると
ステンドグラスを通して
ほんのりと差し込む光。
ヨーロッパ最大のステンドグラスが圧倒的です。





 
花の幾何学模様大理石の床



 
ドウモ広場から
ダヴィンチの最高傑作
「最後の晩餐」を見るため
サンタ・マリア・デレ・グラッツェ教会へ



ブラマンテ建築のドームが美しい15世紀の教会



予約時間がくるまでに
どっしりとした木の扉の前で
記念撮影 



この教会左側にある修道院の壁にえがかれている。
ナポレオンの時代には馬小屋に使用されていたとかで
痛みがはげしく
20年にわたり
洗浄修復がされた。
床から2メートルくらいの高さに
壁一面に書かれた巨大な壁画。
 
キリストが裏切り者の存在を
晩餐の席でかたり
弟子が驚き 動揺している姿をえがいている

 

勿論写真はだめ。
予約制で15分くらいの交代制
入場人数も制限されているので
静かな空間で
ゆっくりと鑑賞できました。
弟子一人一人の表情の描きわけ
遠近法を巧みに用いて
印象深い。 

感激の余韻もさめぬままに



 
さてこのあとの自由時間
ファッションの街でショッピングに走るかそれとも・・・
二人で協議の末
サンタ・マリア・デレ・グラッツェ教会から
歩いて数分にある
ダヴィンチ科学技術博物館に決定
 


 
中は近代的な展示室で
ダヴィンチの設計にもとずいて組み立てられた装置
模型 設計図などが展示されていました。
 






 
それでもまだ
ダヴィンチを追及したい娘は
サンタ・マリア・デレ・グラッツェ教会にあるダヴィンチの展示室へ
貴重なダヴィンチの手稿などをみて
満足げでした。
私はへばって
中庭で一休み。
 
8日間のイタリアの旅はこれでおしまい。
ガイドさんが繰り返した
同心円状に広がる都市国家というフレーズのとおり
それぞれの都市が
さまざまな持ち味で
魅力的
また行けたらいいな。
 
城塞都市オルベート
モザイクのラヴェンナ
アルベロベッロ
アマルフィ
シエーナ
 
元気でいればいつかいける。