08 Jan. 2014


奈良訪問 その2 TH


《春日大社》

奈良公園の東の山裾にある春日大社は、768年に藤原氏がこの地に社殿を建て、
各地に祭っていた4つの氏神を合祀したのが起源だそうです。

「二之鳥居です。
立て札に「式年造替」とあるのは、春日大社の20年ごとの建て替えのことだそうです。
第60次と普通に書かれていますが、これって1200年目の事でしょうか。
平成27年から始まるようです。



「古都奈良の文化財」として春日大社や春日山原始林が
ユネスコの世界遺産に登録されました。


階段を昇りきると朱塗りの南門(重文)です。





おびただしい数の石灯籠(約2000基)が境内に並んでいます。


春日大社の顔、中門(重文)です。ここが拝殿の役目を果たしています。
春日造りの正殿(国宝)この奥に四棟並んでいるそうです。


回廊(重文)です。春日大社の朱色は本当に雅びですね。
釣灯籠の連なりにも歴史が感じられます。


七五三の子供たち。


暗がりの中で見せてもらった釣灯籠。
様々な模様が浮かび上がります。


《宝物殿》

境内にある宝物殿です。


春日大社には全国に知られる著名な鎧や刀剣が伝わっているというので早速入ってみました。
特に美しかったものを参考画像で簡単にご紹介します。


国宝 赤糸威大鎧 あかいとおどしおおよろい(竹虎雀飾)鎌倉時代 源義経奉納
                                                                                          
             
  
茜で染められた赤い絹の紐に、竹と虎と雀の精緻な透かし彫りの飾りが大変豪華です。


 
                            参考画像
会場でひときわ目立つ鎧でした。右ケース内です。


国宝 赤糸威大鎧 あかいと おどし おおよろい(梅鶯飾)鎌倉時代 源義家奉納
 
 
こちらは大変優雅で上品な鎧でした。
梅と鶯の透かし彫りで出来た飾りが兜に付いています。                         
     

 国宝 黒韋威矢筈札胴丸 くろかわおどし やはずざねの どうまる 南北朝時代 楠正成奉納
  
一見地味ですが黒と朱の配色がシックで素敵でした。


国宝 金装花押散兵庫鎖太刀 きんそう かおうちらし ひょうごくさりたち南北朝時代 足利義満奉納

金メッキされた柄と鞘の上に足利家の花押が墨で書かれています。
この頃の太刀は二カ所で吊るようになっていました。

これら武士の魂ともいうべき鎧や刀が神社に奉納されたのは
武運を祈っての事と思いますが
本人のものは別に実践的なものがあったのでしょうか?
こうなると武器というより芸術品、工芸品というべきかも知れませんね。

参考画像:http://www.kasugataisha.or.jp/h_s_tearoom/treasure/000779.html


《奈良公園の鹿》

春日大社では鹿は神の使いとして大切にされて来ました。
現在は天然記念物に指定されているそうです。
鹿たちは主に草や木の実で栖息しており、従って公園の草刈りはしなくても済むとの事。
でも観光客が買い与える鹿せんべいを見ると四方八方からダッシュして来ます。






雄鹿の角は安全のため切られています。


秋の日は短く、この日の宿泊地神戸へ急ぎました。



ホテルの窓から。左下に見えるのは新幹線の新神戸駅です。
六甲山がすぐそばまで迫っています。
久しぶりの親戚の集まりがありました。