12 Feb. 2014

Klaちゃんと二人で美術館巡り__ライクスムゼウムRijksmuseum

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今日は国立美術館に行くと言ったら、オランダにナショナルムゼウムは無い。
あるのはライクスムゼウムRijksmuseumだと訂正された。Rijkは英語のrich、ドイツ語のReich(富める国、帝国)だ。
17世紀はオランダ海上帝国の世紀だったから、そう呼んでもらいたいのだろうな。
これはウィキメディアから引用した写真です。アムステルダム中央駅からトラムで南に約10分です。


最近東洋美術部門が出来たそうで、そこから見学した。これは近東のどこかにあった「シバ神」。


蒔絵の書見台(というらしい)。海外で日本の手工芸品を見ると、実に美しい。繊細で、上品であります。


出島の模型があった。


そして得意とする大帆船(模型)。


人形の家。とても精巧。当時のお金持ちの家が生き生きと再現されている。


高級デルフト


様々な色彩の木片で作られた象嵌模様の箪笥。


一部螺鈿が入った飾り箪笥。


さあ、いよいよフェルメールだ。「牛乳を注ぐ女」。
ここライクスムゼウムは巨大で、半日やそこらでは全てを見ることは出来ません。
絵画はほぼフェルメールに集中しました。
主な絵にはA4紙一枚程度(かなり詳しい)の英語の解説が用意されています。
それを読むだけで気が付くとえらく時間が経っていて、結局フェルメールとレンブラントとゴッホだけだったということでありました。


「恋文」だったっけ、画題は?
「お嬢様、またあの方からのお手紙ですよ。うっふふ。」
「えーっ、お父様には内緒よ」
なんて会話があってるのか。それを隣の部屋から垣間見ている構成だそうだが、この額がその効果を際立たせているな。


「青衣の女」だったっけ、タイトル?
フェルメールの青は、当時とても高価だったアフガニスタン産ラピスラズリというのは、有名な話。
手紙は17世紀頃郵便制度が整備されて急速に発達したらしいが、絵に描かれる時は愛のやり取りのアトリビュート(意味ある小道具)になるそうだ。


「小路」。何気ない絵のように見えるが、フェルメールが描いたとなると、俄然隅々まで見廻す。
でも素人には細かいところが見とれない。ライクスムゼウムにはフェルメールが4点あった。


さて、お馴染みのレンブラント「夜警」。
近代に行ってこの絵を修復したところ、夜ではなく、昼間の薄暗い屋内が舞台になっていると判ったそうだ。
「夜警」の題名は替わらないだろう。
あまりにも有名になったから。この絵、自営組合の人たちは皆均等に絵画制作費をレンブラントに払ったそうだが、前の人の腕で
顔が半分しか描かれてない人とか、後ろの方の人たちなど、不満だったろうなあ。「目立つ人ほど沢山払えよ!」と、多分誰か言っ
ただろうな。前衛的作品は理解されない。


周りの人だかり。


フィンセント・ファン・ゴッホ。彼が自画像を沢山描いたのはモデルを雇う金が無かったからだそうだ。
それにいつでもすぐ描ける。彼は時間が無く、常に焦っていたそうだ。これは彼が自殺する数週間前、
恐らく生前最後の自画像だろうと言われているそうだ。


ライクスムゼウム3階から見た風景。この一帯を美術館地区という。右前方にゴッホ美術館がある。

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今度の旅ではドイツ、オランダのほとんどの美術館で入場に1時間待ちました。
ライクスムゼウムの入館券は予めインターネットで購入していましたが、それでも延々列に並びました。
さらに荷物預けに20分くらい並びました。ヨーロッパの美術館見学は、常に入館券事前購入をお勧めします。