23 Apr. 2012

ゴールデンウィークにミュンヘンに行きたくなった! BMW-ワールド

追補版

ミュンヘン観光名所に大事なところを忘れていた。今日は地下鉄でBMW-ワールドに行ってみよう。
マリエンプラッツからU3に乗ってオリンピア・センターを目指す。
言い忘れたが、マリエンプラッツとは市庁舎前広場のことで、かの高貴なコンテッサ・リンダ風に言うと
ピアッツア・デラ・サンタ・マリア Piazza della Santa Maria。
広場中央に聖母マリア像。U3のUは地下鉄Untergrund Bahn のこと。



途中のギゼラシュトラーセで降りると、英国庭園。ニューヨークのセントラルパークより広い。この時期まだ肌寒いからトップレスは居ない。



オリンピア・ツェントゥルム(Olympia Zentrum 1972年夏季オリンピックが開催された)のテレビ塔から見たBMW(Bayerische Motoren Werke)
本社の通称「4気筒」と、その足元にあるお椀のようなBMW Museum。Museumは昔入った時はそんなに面白くなかったが、
最近は地下が拡充されて広くなったらしい。まだ行ったことないのが手前のBMW Welt(ヴェルト ワールド)。
アミューズメントがいっぱい用意されていて、BMWファンでなくとも大人も子供も一日楽しめるということだ。

中央を走る広い道路はミュンヘンを約50分で一周する中央環状線。
30年前この景色を見たとき、堀割式立体交差が珍しくて、これがアウトバーンかと思いました。あの頃ドイツの道路は素晴らしかった。
この環状線がその後私の通勤道路になるとは、その時は想像もしませんでした。




これは1950年代に結構売れたBMW-イセッタ。250ccくらいのBMWオートバイのエンジンを積んでいた。気軽にそこまで、「易雪駄」というところ。



BMWのマークにある青と白の十字形。これはプロペラをデザインしたように言われています。しかしもっと深い、歴史に由来した意味があります。
日本人なら誰でも葵の御紋、千成瓢箪、六文銭、丸に十の字がどちらの御紋・旗印か知っている。
それと同じくらい青と白の市松模様はドイツ人なら誰でも知っている、伝統的バイエルン王国の紋章なのです。

バイエルン州の正式紋章 「自由の国バイエルン!」



(完)


04〜09 Apr. 2012

ミュンヘンに行きたくなった!

ヴァンパイア v. K.

急にミュンヘンに行きたくなった。

たとえばほんの週末だけでもミュンヘンを楽しもうとするなら、どうしたらよいだろう?
定宿バイリッシャー・ホーフ Bayerischer Hof を出て、写真後方に行こう。
こっちに行くと市庁舎前広場、マリエンプラッツだ。

しばらく行くと、いつもポーズを取るおなじみの場所だ。
後方に古典様式、ローマ建築風の国立劇場が見える。バイエルン国立オペラの本拠地だ。

右手にアイグナー本店が見える。
ここでお買い物も楽しみたいが、まずは午前11時の仕掛け時計を見に、写真右手市庁舎に向かおう。

実はここから車で5分くらいのところに、ちょっとだけ小さな傷の入ったアイグナー製品を売っている店がある。
偽物店ではなく、アイグナー直営店。店構えは事務所風。
ここには何でもあるわけではないが、気に入ったバッグが超廉価で手に入る(ことがある)。



いま通ってきた道はワイン通り Weinstrase 。これは山椒魚、、ではなく竜だ。ここからマリエンプラッツだ。

ミュンヘンの中心マリエンプラッツと新市庁舎。手前時計塔のある部分は2期工事部分で、1908年に完成した。
向こうの方は1期工事。ネオ・ゴシック様式といいます。

いつ来てもピンクの可憐な花が飾り付けられているが、未だ以て花の名前を知らない。
エリカに似ているが、エリカは季節が限られているし、こんなとこには飾らないだろう。



1期工事部分の正面ファサードに今日の昼ご飯を食べるレストランの入り口がある。覚えておこう。

まずは仕掛け時計を見よう。

午前11時に動くが、夏場は正午にもあるようだ。確かめておこう。
ストーリーはバイエルン王家の結婚式に催された、騎馬試合が再現される。
上段の人形群が動き出す。バイエルンの騎士(青と白)、オーストリアの騎士(赤と白)が左右から出てくる。

自動車BMWのマークには、このバイエルンの青と白が使われている。


続いて下段、ヴィッテルスバッハ王家の結婚を祝ってビール桶作り職人達が踊り出す。

200年か300年前、ミュンヘンがペストだったか大火災だったか忘れたが、災害に見舞われた。
このとき桶作りギルドの職人達は危険を顧みず、献身的な働きをして町を救った。
この時以来同ギルドはミュンヘンで祭事があるときに、常に栄誉を讃えられる。




それが終わると最上段、黄金の鳩がアルプスの尾根に向かって羽を広げ、高らかに平和あるいはバイエルンの栄華をさえずる。

午後9時にも「おやすみなさい」の人形仕掛けがある。両側の柱の間からカンテラをぶら下げた夜警が見廻る。

一連の仕掛けが終わるまで15分かかる。
たしか夏期には夕方5時にも仕掛け人形動いたはずだ。

では食事に行くとしよう。食事はここだ、ラーツケラー(市庁舎地下)! 大きな町には大抵ある。
ベルンにも、チューリヒにもヴィーンにも。味と値段に間違いない郷土料理。
由緒ある建物を利用しているため、雰囲気が抜群によい。あれ、雪が残ってるぞ? 


階段を下りてゆくと、歴史と一体化して今日のミュンヘン市民が賑やかに食事をし、ワインを飲んでいるのが実感できる。
たとえこの市庁舎地下レストランが僅か100年余り前に建った、ミュンヘンの歴史の中では日が浅いものであっても、
この空間に入ると王国であり、選帝候国であり、ある時には神聖ローマ帝国皇帝領であったバイエルンの歴史を、肌で感ぜざるを得ない。



私たちの後ろにあるのは、仕掛け人形達のビヤ樽ギルドが作った大樽のようだ。
このラーツケラーはとても大きくて、400席はあるだろう。
貸し切り用大小の部屋や、家族用コーナー、若いカップル用の壁の窪みがあちこちに設けられている。
それらを見て回るのは、ちょっとした探検である。

何を食べようか? 
やっぱりなんといってもバイエルンに来ればシュバイネブラーテン(ローストポーク)。
添えてある球はジャガイモで作ったクネーデル。かるかんのようだ。



こんなのもある。一人では食べきれない。でも美味しい。



ローストチキン。



オーストリア皇后エリザベートが好んで食べたダイエット食、カイザーシュマルン。
ヴァニラシュガーとブルーベリーソースで甘く美味しい。
これはデザートではなく、軽めのメイン。




ジュースはアップルとチェリーのソーダ。 コースターは記念に持って帰ろう。
裏に「ラーツケラー・ミュンヘン」と書かれている。



ラーツケラーで郷土料理を楽しんだあとは何処に行こうかな? ミュンヘンは芸術の都。絵画もオペラもコンサートも。

デューラーやルーベンスなど、近世の巨匠をを鑑賞するならアルテ・ピナコテーク Alte Pinakothek に行こう。
ラファエロもアンジェリコもダ・ヴィンチも、ブリューゲル親子もレンブラントもある。




近代の巨匠を鑑賞したいなら、ノイエ・ピナコテークに行こう。
ダヴィッド、フリートリッヒ、ターナーに、モネ、マネ、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャンなどフランス印象派の巨匠達に会える。



絵画鑑賞に疲れたら、やっぱり食べることだね。
ここは市庁舎の近く、ヴィクチュアリエン・マルクト Viktualien Markt。広くはないが500年くらいの歴史がある。緑陰の憩いの場所。




場所を確認しよう。メイポールの向こうにペーター教会の塔が見える。あの向こうがマリエンプラッツと市庁舎だ。



4月5月はアスパラガスの季節。美味しそー、今晩はこれだ!バターと卵黄のオランダ風ソースをかけて、太くて熱いのをたっぷりいただこう。



あっ、ルバーブ Rhubarbe がある(一番手前の蕗のようなもの)。今晩のデザートはルバーブの甘煮にホィップクリームかけたものにしよう。



取り敢えず午後のティータイム。



戴いてるのはリンゴのシュトゥルーデル。ホィップクリームたっぷり。

美味しいんだわ、これが!



T.H.さんは釜山空港から電車と地下鉄に乗って女を上げた。さすさらが早々と降参した。ミュンヘンでも地下鉄に乗って男(女)を上げよう。

イギリス庭園(エングリッシャー・ガルテン)へ行ってみよう。マリエンプラッツからU3 またはU6に乗ってギゼラシュトラーセで降りる。
Uは地下鉄(ウーバーン)のこと。



切符を買おう。回数券か6時間有効な一日券(ターゲスカルテ)を買おう。一回券でもよい。回数券(シュトライフェンカルテ)は日本のものと違う。
市内なら2コマずつ折って、日本の改札口にあたるところにある刻印機に入れてカチーンする。
改札口はないがカチーンをしておかないと車内で検札が来たら高ーい罰金を払う羽目になる。

回数券、一回券はこれをしておくと、目的とする方向に90分後まで地下鉄、近郊電車、バス、トラム何回乗っても良い。
リンダ・レポートのローマは1回1エウロだそうだが、ここでは2オイロ。ユーロに統一されても物価差はあるようだ。

日本と違って先に買いたい切符のボタンを押して、それから金を入れる。
日本の発券機よりとろい。青いボタンが回数券(シュトライフェンカルテ)。ドイツでは切符もカルテなのよ、ドクトール!



ギゼラシュトラーセ駅に着いたらイギリス庭園中の中国の塔(チャイニーズ・タワー、ヒネジッシャー・トゥルム)を目指そう。歩いて直ぐ。
こんなところ。生演奏もやっている(ブラスバンドが多い)。ここで楽しく何か食べる。

エングリシャー・ガルテンは広大な芝生を中心に、森と林、小川、池(冬は天然スケートリンク)、散歩道、乗馬道などが配してある。
福岡市の桜の名所大濠・舞鶴公園と比較すると、同公園の広さを西は西新まで、南は国体道路まで拡張したものと、想像してよい。



たとえばレーバーケーゼ。豚のレバーや肉のすりみをふっくらと焼いたもの。ソーセージよりもっと軟らかい。福岡にもあるが、本場のは美味しい。



あるいはスモークサーモン挟んだパン。美味いんだ!
食べ終わったら、面白いものを見に行こう。

イギリス庭園で見られる面白いもの二つ。一つはオールヌード。トップレスは違法ではない。あちこちにいっぱいいる。
オールヌード(ボトムレス)は違法だが、普通は取り締まっていない。だからこれもどこかにいる。それより、今から見に行くのは、、、



海から1000km離れたミュンヘンでこのおねえさんがやっているのは、サーフィン!
実はアルプスの麓にあるここミュンヘンは、サーフィンのメッカなのだ。
おねえさんがバイエルンの民族衣装に身を包んで決めているのは、、、



アルプスから流れ出る雪解け水は轟々と音を立てて渦を巻く。
ここから流れに飛び込んで、流されるのを楽しみ、数百メートル下の橋まで流されて戻ってくるものも多い。そういう若い男女にオールヌードが多い。