13 July 2010

by M.v.K. マリア

トルコ旅行  その7
   

ブルー・モスク (スルタン・アフメット・ジャミィ)

トルコ帝国が栄華を誇った17世紀初めに、アフメット1世によって建てられたイスラム寺院。



   巨大なドームの周囲に建つ6本のミナレット(尖塔)が特徴。
   ミナレットは1日5回のお祈りを告げるための塔で、メッカ以外では通常4本までしか立てては
   ならないことになっている。 本数や高さは権力の象徴であった。

ここは入り口で、靴を脱ぎます。



内部に使われた青いイズニック・タイルと、外光を取り入れるステンドグラスの光があまりに美しいのでブルー・モスクと呼ばれる。





あちこちでお祈りを捧げる人達が。



画像が鮮明でないのが残念ですが、内部のタイルがとても美しい。








バシリカ・サルヌジュ(地下宮殿)

ブルー・モスクから歩いていける距離に、こんな面白い所がありました。

ビザンチン時代に造られた大地下貯水池。



水道橋から引いた水はここに貯えられ、トプカプ宮殿にも供給された。



そう言えば、バスで旧市街の中を走っているときに撮った写真がありました。


ヴァレンス水道橋
378年、皇帝ヴァレンスの時代に完成した水道橋。
    郊外の森の湧き水を、この橋を通して宮殿や地下貯水池に運んでいた。



336本の柱が立ち並ぶ。





地下宮殿の建材はギリシャ・ローマ時代の神殿などから調達したもので、形が不揃いである。







メドゥーサの顔が彫られた土台





キリスト教徒であるビザンチンの人々は、メドゥーサが異教の神話のモチーフであることから、
    わざと横向きや逆さまにして利用したと言われる。



映像が暗いので古い絵はがきで。



入場の時にもらったパンフレットを拝借。 実際はこんなに明るくありません。
   天井の構造や、柱のつぎはぎ、不揃いがわかります。




アヤ・ソフィア

ブルーモスクの向かいにある。
    ローマ帝国時代にキリスト教の聖堂として建立されたが、オスマン帝国が征服した後は、
    イスラム教のモスクになった。



偶像崇拝を禁止するイスラムの教えに背くことから、モザイク画の数々は500年もの間漆喰で塗りつぶされていた。



祝福を与えるイエス 



ドームの天井



聖母子




ミフラーブ  イスラム教の礼拝用の壁窪で、モスクに改修された際に設置された。



2階から



修復工事はまだ続いています。



2階の回廊 大理石をふんだんに使われた壁と天井のモザイクが素晴らしい。



聖母子と皇帝家族  寄進の金貨の袋と目録を手にしている。 



2階から見る聖母子



アップで



キリストと女帝ゾエ夫妻  歴代の皇帝達はアヤ・ソフィアへの献上の場面をモザイク画として記録した。 








ディーシス モザイクの細かさと巧みな表現力から、ビザンチン美術の最高傑作と評されている。



聖母子と大天使ガブリエル



2階回廊 後陣の上部分



波乱に満ちた歴史のあるアヤ・ソフィア  
1932年、聖堂内の漆喰で塗りつぶされたモザイクは修復され、トルコ共和国時代の1934年、
アタチュルク(ムスタファ・ケマル・パシャ)によって博物館となり、一般公開されるようになった。



長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。
このレポートを出すにあたって、色々調べていると、トルコの事は本当は何も知らなかったのだと思いました。
歴史や文化がわかるうちに、トルコがもっと身近に感じられるようになりました。
レポートは短い説明だけですので、わかりにくいかと思いますが、写真を楽しんでいただければと思います。

おしまい。